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少女漫画

とりかえばや63ネタバレ最新話あらすじ!沙羅は帝の女御

2017/10/21

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とりかえばや(さいとうちほ)エピソード63「天渡る」のネタバレあらすじ

帝が左大臣家にやってきます。
帝は沙羅に手を差し伸べ、そろって屋敷へ到着します。

帝は沙羅を覗き込むようにしてこう言います。
「そなたの里だ。そなたが案内してくれるか。」

恥ずかしさのあまりに顔をあげることができないままに帝と手を繋いで歩く沙羅。

そう、今宵彼女は帝のものになる。
沙羅は女御になるのだ。
女御は帝の寝所に侍する高位の女官。

帝と手をつなぎながら沙羅は池に目をやる。
「そこに・・・・童(わらわ)の私が遊んだ池がみえます。」
いままで何度も沙羅と睡蓮を映してきた池であるが、今は暗くて見えない。

「足元にお気をつけあそばしてください。
段がございます。皆つまづくのです。」
そう言う沙羅に優しく口付けをする帝であった。

「身を清め少し休んだら来るが良い。
皆が下がった後に。」
帝は沙羅を残して一人で寝所に向かう。

夜伽の準備をしている沙羅のもとに睡蓮がやってくる。
沙羅にはまだ帝に隠している大事な秘密があるからだ。
帝に誠実に向かい合いたいと思う沙羅にとっては一番の不安である。
真実を知った後でも帝は私を愛してくださるのだろうか?

そんな気持ちを抱えたまま、沙羅は帝のもとへ。

帝の手は実に優しく両手でサラの髪に触れる。
髪から首筋へ

「私はいつもそなたに魅了されてきた。」
沙羅が男であったときも生き生きとしたその姿に魅了され
女性であったときも美しく聡明で勇敢な姿に魅了されてきたのだ。

帝は沙羅を抱き上げ寝所につれていき優しく口づけをする。
しかし帝は気づく、沙羅の涙に。
無理強いはしないという帝に沙羅は顔を赤らめ
「無理強いなどと思ってもおりませぬ。
上様はいつも私にお優しかった・・・
私が恐れるのは・・・・」

しかし沙羅もこの日を待ち焦がれていたのだ。
もう誰にもとめられない、自分でさえも。
彼女は帝の求愛を断り続けてきたのだ、焦がれるほど愛している帝の求愛を!
沙羅は・・・・・
男装の時も常に帝を思ってきた。それが恋と知らない時から帝は彼女の心の大半を占めていたのだ。

誰にも止められるわけがない。
沙羅は自らすすんで帝に口づけをする。
「深くお慕いしておるます。
上様のものになりたい。」

二人の狂おしい夜が始まった。満月だけが見ている。
満月







目覚めた沙羅は傍らに帝がいないことに気づく。
帝は天を見ていた。
「天の川を見ていた・・・おいで。」
不安と恋慕で帝に駆け寄る沙羅。
抱き合いながら帝は
「あなたになにがあったのかと考えていた。
私を拒み続けたほんとうのわけを・・・」
と、言う。
あぁ、もう隠すことはできない。
常に帝には誠実でありたいと思っていたのだろう、沙羅は隠していた秘密を話す決意をする。

沙羅は帝をそっと押しやる。
帝を突き放した沙羅の手は硬直したまま。
帝も驚いている。
「上様・・・・私は桜の宴の夜、泣く泣く上様の元を去りました。
赤子を生むためでした。」

初めて聞く真実に帝は沙羅を背後から激しく抱きしめて
「そのような言葉
二度と言ってはならぬ。
あなたは私の唯一無二の女(ひと)だ。」
というのであった。
帝は天の川を見ながら
「三瀬川  のちの逢瀬は知らぬども  来ん世をかねて契りつるかな」
と、詠んでいたのだ。

「私の女御になってくれるね」

「はい。」

以下 とりかえ・ばや64 へ続く!
天の川
 







とりかえばや63最新話の感想「沙羅は帝の女御」

このように砂糖菓子のように甘い話は「とりかえばや」でははじめてですよね。
まるでハーレクインロマンスのようです。
いままで、帝が沙羅に嫁ぐことは許さないと言ったり、手を握られて沙羅が赤面していたりしていました。
そのたびに私たちは「どきどき」しておりました。

しかしこのような、夢のような展開があろうとは。
読者としてはただただ嬉しい限りですよね。

数ヶ月前に寝込んでいる沙羅のもとに帝が来て、口移しで水を沙羅に飲ませた時に匹敵するほどのときめき!
沙羅としたら、それ以上でしょう。
願いがかなったのですから!
おめでとう!
ゴールは近い!!(最終話が迫っているということですよね。ウテナとか、とりかえ・ばやの次の漫画が用意されているようですし、その影が見え隠れしているので結末はもうすぐなんでしょう・・・あぁ、終わってほしくない!)

今号を見ていても感動するのはさいとうちほ先生の演出の巧さ。

沙羅の髪に触れた帝の手が首筋へ。
そこに帝の唇が。
流れるような動作が動画のように描かれている。
美しい時間が流れていることがよくわかる。

沙羅が帝を押しやった時の彼女の手からもためらいを感じる。
辛い沙羅の気持ちが痛いほどよくわかる。
耽美な華
 

震える小鳥のように真実を告げた沙羅
大きな器で沙羅を包み込んでくれた帝
やっと二人の垣根はなくなった。

二人の心がつながったといっていい。

もう、ここで終わりでもよし!
いやいや、沙羅のご懐妊とかあるのでしょうか。
次号からはアツアツの帝と沙羅が描かれるでしょうけれど「とりかえ・ばや63」ほど読者の心が熱くなる話はないでしょう!

さいとうちほ先生に敬礼!

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