ごあいさつ

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少女漫画

とりかえ・ばや65話最終回!ネタバレあらすじと感想~沙羅と睡蓮と

2018/09/11

三途の川に身を沈めようとする沙羅は・・・・・

帝のおわします清涼殿に知らせが入りました!

「上様!!関白の女御さま(沙羅)の容態が急変されたと知らせが・・・・・」

この時代の出産は命がけであります。

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とりかえ・ばや65話最終回!ネタバレあらすじ

帝は自分にできることを即座に理解しました。

今まで民のために祈りを捧げてきた自分にできることは・・・

祈ること
祈ること、それ以外何もできないのです。

帝はあらゆるものに祈りを捧げます。

神にも
仏にも

仏祈る  

我が女御を無事に返したまえ
我が元へ

祈ること
もっとも無力に見えて
もっとも大切なこと

帝は水の中で呪縛から逃れようともがく沙羅に手を差し伸べ沙羅を背負って『天の川』を渡る夢を見ます。
帝は走って走って川を渡りきったところで沙羅をおろし、
二人は固く抱き合います。

祈り続けて帝はふいに目を覚ましました。

香と僧侶の読経の中で帝は夢を見ていたのです。

線香の煙

時間はどれほど経ったでしょうか。

私はまどろんでいたのか・・・

 

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沙羅の夢を見た帝は彼女の無事をいのります。
と、その時朗報が。

「祝着至極に存じ奉りまする!!(お喜びを申し上げます、の意)
関白の女御さま、ご出産とのこと!!」

出産した子は男の子(おのこ)、
そして沙羅も無事だったのです。

僧侶たちが祝福します。
帝は言います。
「国中の罪人を恩赦に。
「四方の海の大御宝を言祝ぐ。」
(わが民すべてに祝いの言葉を述べる、という意)

都中が喜んだのは言うまでもありません。
睡蓮も、一の姫も、吉野の君も・・・・
 

梅壺が帝に皇子の誕生のお祝いの奏上を申し上げています。
しかし梅壺の顔は曇っていました。

「このようなめでたき時にかたじけのうございますが、どうか私の出家をお許しくださいませ。」

帝は梅壺にいたわりの言葉を言います。
「長き間、子に恵まれずあなたが辛い思いをなさったことは充分にわかっている。
あなたのせいではない。私が悪いのだ。」

梅壺は視線を床に向けたまま涙します。

「私が出家を決意いたしましたのはそのせいばかりではございませぬ。
これはあの悪僧・幻覚より贈られた数珠でございます。
まだ父が幻覚の正体を知らぬ頃、私のお守りにと頼んだのです。
禍々しさと霊力を放つような数珠で、ちょうど若君ご誕生の頃何か祟りがあってはならぬと僧に祓わせましてございます。」

数珠玉切れた  





ああ・・・・
性悪女と思っていた梅壺が
梅壺が帝の子を気遣っていたとは!

「僧が祓うと数珠はちぎれてしまったのです・・・」

結んであった数珠はバラバラになっていました。
帝はその一つの珠に目をやります。
それは帝が祈りを捧げていた時に夢の中で見た珠でした。

帝や僧侶だけではない。
梅壺もまた、沙羅と皇子の無事を願っていたのでした。。。。。

関白左大臣家では五十の祝がおこなわれています。
出生五十日目に沙羅の実家でお祝いの宴が行われました。

祝いに駆けつけたものたちは綺羅星の如し

帝も慣例を破り行幸されました。

何日ぶりだろうか、沙羅と会うのは。
そして我が子とはどのような顔立ちなのだろう?

帝は我が子を抱いたまま沙羅と口づけをします。

「このような丈夫な吾子(わこ)を与えてくれたあなたを尊く思う
天皇家にかけられた呪いはようやく祓われた。」

沙羅は帝の腕に抱かれながら言います。

「上様、、、わたくしは夢を見ました。
若君が生まれる時、溺れそうになった私を上様が背におぶって三途の川を渡ってゆくのです。」

帝は驚くこともなく
「私も同じ夢を見た。」
と言います。帝は幸せでした。
沙羅を中宮とし、我が子を東宮にすることに迷いはありません。
いつまでも沙羅と共に生きることを心に刻んだことでしょう。

天の川  

そして、この五十の祝の席で沙羅双樹の右大将(睡蓮)が内大臣の職に就くこととなりました。。
石蕗の左大臣も大納言となりました。めでたいめでたい

梅壺の出家の日、帝は梅壺のもとに訪れます。
弓弦親王の後見人となって欲しいというのです。

「特に梅壺、そなたには母になったつもりで頼みたい。」
帝の言葉に
「母・・・・」

梅壺はどんなにか、わが子を宿したかったことでしょう。
「母」として、という帝の言葉にはきっと帝の梅壺へのやさしさが含まれていた、と思います。
梅壺は一人で生きていくよりも大きな喜びを「子ども」から得ることでしょう。

沙羅が中宮となった日、朱雀院は娘の一の姫と右大将の婚儀の話を帝に話します。

近くでそのことを聞いた石蕗の大納言は大慌て。
まだ、沙羅と睡蓮が入れ替わったと知らないからです。

右大将も朱雀院から一の姫宮と自分の婚儀の話を聞き、居ても立ってもいられずに一の姫宮のもとへ駆けつけます。

「・・・・実は先ほど上様より姫宮との婚儀を許すとお達しが・・・」

睡蓮の右大将と一の姫宮の二人は抱き合って喜びます。
ここまでどんなに長かったか・・・・

五節の尚侍もそれを思うと涙するのでした。



桜

一方石蕗の大納言は右大将(双樹)を待ち伏せていました。
「双樹は女子だぞ?ならぬ!」
右大将に会って説得せねば!
女の身で、再び女と結婚などとは!
石蕗は、一の姫の住む朱雀院から朝帰りする右大将を呼び止めました。
いや、右大将ではなく、睡蓮は内大臣でした。

「また同じ過ちを繰り返して今度は一の姫宮さまを不幸にするつもりか?」

入れ替わったとは露知らぬ石蕗は結婚を止めようと必死なのです。

石蕗は内大臣(睡蓮)の右肩を掴んで離さない。
内大臣(睡蓮)は自分をきつく掴んだその手の甲の上にそっと自分の手を重ねました。

そして内大臣は静かに石蕗の手を自分の胸へと誘った(いざなった)のです。

石蕗は驚いたのなんの・・・・
もののけを見るように内大臣を見ました。
あるとばかり思っていた胸の膨らみが無いのです。

「おと・・・・こ・・・?」

内大臣はおかしくて仕方ない、というように声を出して笑いながら朝ぼらけの中、帰っていくのでした。

早朝平安神宮  

数年後
関白左大臣家にて。
沙羅と双樹は蓮が見事に咲いた池の前で平和な日々を送っていました。
すでに沙羅にも睡蓮にも健やかな子どもたちが居りました。

池を眺めながら睡蓮は物語を書いておりました。
その昔睡蓮が女となって一の姫宮にお仕えしていた時に書いていた物語の続きです。
それは、沙羅と睡蓮の物語

泥の中から伸びてきた蓮は艶やかに咲き、本来の美しさを誇らしげに見せています。

睡蓮の池1  

 




とりかえ・ばや65最終話ネタバレ最新話の感想!

朱雀院様は言います
「あるべき座にあること」

沙羅や睡蓮の父親は言います
「なりたいようになってゆくもの」

本来あるべき姿にもどり大団円でしたね。
沙羅は中宮に。
睡蓮は内大臣で一の姫宮さまと結婚。
そして五節の尚侍は吉野の君とくっつきそうです。(接吻した女性に『一度そなたのもとを訪れ姫宮と右大将の噂話などしたいものだ。』と手紙を贈るなど、先のロマンスを感じまする・・・・)
石蕗も落ち着いたし!
どの恋にも心残りはありませんね。

吹き出してしまったのが石蕗の手を内大臣の胸へ誘うところ。
驚愕する石蕗にくすっと笑った内大臣。

こんなにかっこよかったっけ?????????????(?がたくさん!)

こんな面持ちの睡蓮は見たこと無いな~~~~
こんな顔もするんですね。昔の余裕のない男じゃないんですね!
もうちゃんとした『男』なんだと思わせるところがさいとうちほ先生!上手い!あははは!

今月号で『とりかえ・ばや』も最終回。名残は付きません。
残念でたまりません。もう少し引っ張ってほしかった、というのが個人的な意見です。

楽しくて何度も読み返してしまう作品でした。ありがとうございました。

さいとうちほ先生に敬礼!

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