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ちいさこの庭(小玉ユキ)4話ネタバレ~誰かの幸せを願うこと

お林と平次郎は夫婦でした。
お林と平次郎は親子ほども年が離れておりました。

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ちいさこの庭(小玉ユキ)4話ネタバレ

お林は平二郎の世話をよくおこないました。
なぜなら平次郎には右手がなかったからです。戦があって、平次郎はずっと昔に右手を失っていたのです。

お林と平次郎の家にはもうひとり住んでいる者がいました。

お林は彼を『点』と呼んでいました。
点は小さな生き物で人の手に乗るほどの大きさでした。

あかるいお林は点にも食べ物を分けてやっておりました。
子どものいないお林は点をとても可愛がっておりました。

しかし平次郎には点は見えませんでした。

点は人が恋を知らない間は見ることができますが、
だれかに恋をしてしまうとその姿は見えなくなってしまうのでした。

 

民家  

お林は平次郎に点のための刀を作るようにお願いをしました。
点が平次郎の剣術の真似をするからです。

平次郎の作った刀を振り回す姿をお林は平次郎に伝えました。
点の姿は見えなくても平次郎はお林の楽しそうな姿を見ているだけでとても楽しい気持ちになりました。

点はこの幸せな日々がいつまでも続くと良いと願っておりました。

ある日、二人の家に訪問者がありました。
お林のおさななじみの幸松でした。
幸松は平次郎に剣術を習っており、二人は顔なじみでありました。

美しく成長したお林を見て幸松はひと目でお林のことが気に入りました。

森  

翌日平次郎はお林に離縁を申し出ました。

昨日来た若者は若くて立派な青年だ。
お前のことを気に入っているから彼に嫁ぐとよい。

平次郎はお林に青年に嫁ぐようにすすめたのでした。

雨の夜でした。

平次郎は軒先で酒を呑んでおりました。
平次郎は誰もいない傍らを見て話し出しました。

「点よ、近くにおるのか?
お前はお林についていくのであろう。
寂しくなるな。
私はお林とお前と3人のここでの暮らしが好きだった。

だが私は決めていたのだ。時が来たらお林を手放すと、この右手を戦でうしなったときから。」

平次郎はお林の幸せを願い幸松に嫁がせることを決めたのでした。

平二郎もお林の美しい姿を見て平静でいることは難しかったのですが、お林の幸せを願い親子のように暮らしてきたのでした。

お林は平次郎と別れることで頭が一杯で眠れませんでした。

「これからのことが心配で。」

明るいお林といえど知らない家に嫁ぐのだ、不安はしかたあるまい。

「私が出ていったら平二郎さまは一人で暮らすことができるのだろうか。」

「ずっと一人とは限らないだろう。平次郎様ならすぐに良い女・・・」

点の話を聞くお林の目から滝のような涙が溢れてきました。
そして点は溢れる涙といっしょにお林の目の前から消えていきました。

もうお林に点は見えませんでした。

森2  

「平次郎様のもとに私のように子どもでない素敵な女性が現れますように祈っております。」
平次郎に礼を述べるとお林は若者の後に続いて歩き出しました。

その時お林の袖を引っ張るものがありました。
見ると木の幹にお林の袖が爪楊枝のようなものでとめられてありました。

お林が戻ってみると平次郎が泣いていました。
お林がこのあとどうしたかはみなさんの想像通りです。

野花  

ちいさこの庭(小玉ユキ)4話ネタバレの感想

読んでいて涙がでました。
相手の幸せを願うことがどれほど尊いか。

美しいものを見ると人は心を打たれるのですね。
そんな感想しかありません。

小玉ユキ先生に敬礼!

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