アスペルギルスオリゼーはうまみや栄養価を高める!

アスペルギルスオリゼーはおいしさと 栄養価を高める

味噌や醤油はアスペルギルスオリゼーで発酵させた食品です。「発酵」は「腐敗」と違い、食品の美味しさや栄養価を高めます。発酵によって食品は保存しやすくなるだけでなく元の食材よりも優れた栄養価が生まれるのです。味噌汁を飲む人は胃がんや乳がんになりにくいといわれています。

栄養ドリンクなどなかった江戸時代甘酒は夏バテ予防の飲み物でした。甘酒もアスペルギルスオリゼーによる発酵食品です。甘酒は飲む点滴ともよばれ原材料である米を遥かに凌ぐ栄養価があるのです。

最近噂の調味料「塩麹」もアスペルギルスオリゼーと塩と水の調味料ですが健康にもよいと注目されるようになりました。

医薬品や化粧品にも!アスペルギルスオリゼーの効果

アスペルギルスオリゼーが作り出す成分は医薬品や化粧品にも利用されています。

医薬品タカジアスターゼは胃薬や消化材として多くの薬品の有効成分となっています。タカジアスターゼとは、高峰譲吉がアスペルギルスオリゼーから創製した消化酵素で、譲吉は「近代バイオテクノロジーの父」といわれています。世界中で100年以上使われ続けている薬はタカジアスターゼ、アドレナリン、アスピリンの3つですが、タカジアスターゼとアドレナリンは日本人・高峰譲吉の功績によるものなのです!

昔から麹を扱う人の手が白くて美しいことから麹の美白効果に注目をした化粧品も多く販売されています。

 まとめ

和食は健康的であるといわれているが、年代別に調べていくと、1975年ころの日本の日常的な食事が一番健康的であることがわかった。その頃の日本食の特徴は発酵食品が多かった。
他の年代と比べて味噌、醤油、日本酒など麹菌が多く使われていたのだ。
日本の麹菌はアスペルギルスオリゼー(黄麹菌)とよばれ、2006年に日本の貴重な財産であると考えられ「国菌」に認定された。
アスペルギルスオリゼーは日本にしかない。
麹菌は発酵させた食品の栄養価を高めてくれるほか、医薬品や化粧品にも利用されている。