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腸と腸内細菌

母乳にビフィズス菌!赤ちゃんに受け継がれる腸内細菌!

2017/09/24

スペインのバレンシア大学のRaul Cabrera Rubio博士たちの研究によると母乳には700を超える細菌が棲息しているそうです。

(出典 http://ajcn.nutrition.org/content/96/3/544.abstract )

母乳、特に初乳は赤ちゃんの免疫力を強化するIgA抗体(免疫グロブリンA)ラクトフェリンが含まれています。赤ちゃんが病原菌やウィルスから身を守ることができるようになっているのです。このため、初乳は「最初に行う赤ちゃんのための予防接種」と言われています。

IgA抗体(免疫グロブリンA)やラクトフェリンのほかにも母乳にはお母さんの白血球が含まれています。

実は母乳の原料は血液なのです。血液が乳腺で乳汁に変換され母乳となるのです。赤血球は乳の中には取り込まれず、白血球や栄養だけが取り込まれて母乳となります。母乳の白血球の数は血液中の100~500倍!白血球は免疫担当細胞ともよばれており、赤ちゃんの腸内に入った白血球は病原体を食べたり、乳児地震に免疫反応を促すようなサイトカインを分泌したりします。初乳だけでなく成乳も赤ちゃんを守っているのです!

生後1ヶ月くらいの赤ちゃんが泣いている

それだけではありません。お母さんが赤ちゃんに初乳を与えるとき、乳頭の奥にビフィズス菌のコロニーが出来上がり母乳とともに赤ちゃんの腸内に流れます。初乳を飲んだ赤ちゃんの腸内は瞬く間にビフィズス菌が定着するのです。お母さんは自分の腸内細菌の中の善玉菌を乳腺まで移動させて赤ちゃんに送っていたのです。

また、母乳には200種類もの多種多様なオリゴ糖が含まれており、ビフィズス菌のエサとなっています。当然ですが赤ちゃんはオリゴ糖を消化することはできませんから、オリゴ糖はビフィズス菌のためのものです。お母さんは、我が子を守る微生物のためにエサまでつけていたのです。

2009年には無菌と思われていた胎盤の表面が乳酸菌とビフィズス菌由来のDNAで覆われていたことが明らかになりました。

腸内細菌と私たちは生まれたときから、いえ、生まれる前から深い共生関係にあるということなのです。

自然出産時もお母さんの膣内の細菌が赤ちゃんに定着しますから、ビフィズス菌や乳酸菌は赤ちゃんにとってとても大切なものであるということですね!

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まとめ

母乳にはIgA抗体やラクトフェリンのほかにも白血球やビフィズス菌などの腸内細菌、ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖が含まれている。
母体の腸内細菌であるビフィズス菌をわざわざ乳腺まで移動させて我が子に摂取させていたのだ。
いかに良い腸内細菌(ビフィズス菌)を定着させることが重要であるか、自然の摂理が物語っている。
腸内細菌と私たちは深い共生関係にあるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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