目に効くだけじゃない!抗酸化力ばっちりのアントシアニン
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アントシアニンは青紫色の天然色素でポリフェノールの一種です。ポリフェノールは紫外線や、ウィルスなどの外敵から実を守るために植物が作り出した成分です。
アントシアニンは植物の内部に有害な紫外線が入らないようにすることで、細胞が傷つかないように守っているのです。
アントシアニンは私たちにとってどのような効能があるのでしょうか?
病気の原因は活性酸素!抗酸化作用の食品アントシアニンが老化を防ぐ!
アントシアニンは強い抗酸化作用をもち、活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素は酸化させる力が強いので、増えすぎると細胞を老化させ、肌のトラブルのもととなります。病気の原因の90%は活性酸素だという研究もあります。
激しい運動、強いストレス、喫煙、紫外線などから活性酸素は簡単に増えてしまいますが、抗酸化食品であるアントシアニンは、強い抗酸化力や抗菌作用をもっており、人がこれを食べると、体の免疫力が向上し、活性酸素を取り除くことができるのです。
アントシアニンなどの植物性食品の色素、香りなどの成分から発見された化学物質をフィトケミカル(ファイトケミカル)といいます。
フィトケミカルは、がんの危険性を減少されるという研究結果もあります。
目の疲れを回復させるアントシアニンを含む食品
アントシアニンは目の網膜にあるロドプシンの再合成を促進します。
ロドプシンが光の情報を受け止め、信号化して脳に送ることにより「目が見える」ことを認識します。ロドプシンは光の刺激を受けるたびに分解され、再合成されて元に戻ります。
しかし、目を使いすぎると、その再合成が間に合わなくなるのです。すると、眼精疲労やかすみ目、目の痛みなどが起こるのです。
アントシアニンはロドプシンの再合成を促し、目の疲れやかすみ目を回復させます。
しかし、効果は24時間ほどしかなく、継続してアントシアニンを摂取する必要があります。
血流改善!毛細血管の血行も改善される!
アントシアニンは血流を改善します。毛細血管、特に首から上の血行を改善します。視神経への血流が促進されると眼圧の上昇を防ぐこともできます。
ベリー類に多く含まれるアントシアニンを含む食品
ブルーベリー、カシス、ブドウ、ブラックベリー、クランベリーなどに多く含まれています。
まとめ
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは強い抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く効果があります。
また、眼精疲労や血流改善にも役立ちます。